クソアニメを見よう(提案):通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
サティスファクトリーに現を抜かし、アズレンの日課が徐々に増えつつ、Fall Guysを購入したり、ドルフロのガンスリンガーガールコラボをやってたり、Elona Mobileやエリン宿に期待してたらこんなに更新を空けてしまった墨鵺(すみぬえ)と申します。
今一番、今後が気になっているゲーム、エリン宿。
Elonaの制作者が作成されている、サンドボックスPRG。世界観はティリス風味とのことなので、期待度も高まらざるをえない。
ゲームもいいですがお魚釣りもいいもので、趣味に使うお金が累進課税的に増えてて困っちゃいますね…
さて、今日も元気にクソアニメを見ていくぞい!
※私個人の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう!
※ネタバレを含みますので、未視聴な方はご注意ください!
Amazonレンタル・dアニメストアにて配信中!
≪トゥーンのもくじ≫
原作や歴史
公式サイト様:https://okaasan-online.com/
2017年1月から2020年4月までに富士見ファンタジア文庫よりライトノベルとして全11巻を発刊。
2017年9月よりヤングエースUPにて漫画版が連載中、2020年9月現在で4巻まで発刊済み。
第29回ファンタジア大賞WEB読者賞総選挙の折にRPGアツマールにて無料RPGを公開。これが2016年の出来事のようですね。
2019年7月~9月にテレビアニメが放映…。
アニメーション制作は『J.C.STAFF』。傑作「少女革命ウテナ」、日本で1,2を争う風評被害作品「パラッパラッパー」、大人気「禁書目録」シリーズを手掛ける名門でございます。
主な登場キャラ
ご存じ公式サイト様より…
ハル・グローリー(ママのすがた)
テン・コマンドメンツ第5の剣「ブルー=クリムソン」を操りバッタバッタと敵を薙ぐメインアタッカー。
12話では第9の剣「サクリファー」を扱う一場面も。
勇者=サン
多感な時期にマッマとオンラインゲームへぶち込まれる地獄を経験する猛者。前世でとんでもない悪行を働いたに違いない。
主人公ポジなのにツッコミを担当できる稀有な人財。
賢者=サン
悟りの書を使わなかったタイプの賢者様。「ハァイ、ジョージィ」とか言わないので安心。見た目から分かる通りのツンデレさん、少々デレ成分が強め。
商人=サン
ドラクエ3の移民の街イベントは本作では未実装なので安心。アニメ内で唯一バックボーンが見えない・ほんの少ししか語られない謎の多い子。
僧侶=サン
ドラゴラムが使える僧侶なので火力も安心。クレリックポジなのに好戦的で病み属性も添加されている色々凄い子。本作で一番印象に残る。
重要そうなのにしょっちゅう棺桶に入っているタイプの重要人物
本作には棺桶ガードがないので隊列の真ん中にしなくてもよい。
所感・感想
まず何より絵柄が強烈に脳内でへばりつきますよね、変な意味で忘れられない作品になりそうです。みんな目が死んでるー
各話のタイトルが台詞っぽいのもとても特徴的、個性的。
ただし中身はどうかと言うとってお話
一番大事な所が抜けてるんですよ、ちくわみたいにすっからかん
色々あるけど総評すると、
「印象しか記憶に残らない作品」
「見どころが見る前に無くなった作品」
こんな具合でしょうか。
起承転結で言うと「承!結!」を毎話やってみてる感じ。
・大まかなストーリー
1話:ゲーム世界に乱入
おそろしく速い導入 俺でなきゃ見逃しちゃうね
多分クソアニメ界最速でゲーム世界に到着します。
対抗馬は「ありふれ」
2話:商人パート
上記5文字で分かることに24分間付き合わされる。
一応3話以降のお話もちょろっと出てくる。
後述の見どころが1つありますあります。
3~4話:賢者パート
親子ペアでゲームをする罰ゲームが勇者チーム以外にもいるというお話。ここは六道地獄のどこに当たるんですかね?
マッマの説法が光るシーンながらも視聴中の私は下のような顔
「俺は一体何を聞かされているんだ…?」
5~8話:僧侶パート
僧侶=サンもマッマとこの地獄に堕ちていた。そりゃ闇堕ちしますわ。
マッマが親指を立てながら溶鉱炉に沈むシーンは何度見ても泣けます。
マッマのクッソ渋い声で「I'll be back.」も本作イチオシの名台詞。
9~12話:タワーダンジョン篇
唐突にソードアートオンラインが始まったかと思ったがどうやら違う模様。タワーダンジョンの最上階にはどんな願いも叶うオタカラがあるらしい。神之塔?
数多くのマッマが乱戦するスマブラですが、まぁ見てて面白いものではなかったです…
つまりオススメパートです
13話:おまけ話
アマプラやdアニメストアでは12話までしか存在しませんが、実は13話ってのがOVAであります。
内容は…まぁうん、いいんじゃない??
好きな人は好きだと思うよ
・まずは本作のいいところをかき集めてみます
オープニングのフレームレートが妙に高い
なんか動きが妙にヌルヌル、すっごい「動いてる」感がある。
おかげで第一印象が「気味悪い」になったのですが
エンディングがどっかで聞いたことある
これ流れてた頃のポンキッキーズ知ってるオタクとは(哲学)
クソ笑える「謎の光」
素直に勇者=サンと同じ感想を抱けます。
2話に問題のシーンがありますよ!
マザコンにはウケがいい…?
シャア・アズナブルとか、「プリコネ」でコッコロをママ…とか言ってる痛い人に見せたら喜びそうってことですね。
私にはさっぱり分かりませんでした…。
ヤバいな、こんなんしか印象にない…😇
・次に本作のダメなところ
真面目な話なのに真面目さが見えない
本作のテーマが「親と子の問題」というかなり真面目な内容であるにも関わらず、中身はギャグアニメと見間違うほどのポップ感。
絶望的なまでに噛み合っていない、歯車をVベルトで連結稼働させているかのような違和感、酸素吸入器に液体窒素を接続するような嫌悪感を覚えます。
親子愛を語るにしても見せ方がおかしい上に相手マッマはノリや感覚で娘をディスってたですか?となる…。
実際もそういうもんなんですかね、よく理解できない描写でした。
あとちょっと付け加えておきたいのですが、私はアニメにおいて現実とフィクションのごちゃまぜは良くないと思っております。
本作の低評価の中に、「こんな母親いるわけがない!」「リアルでこんなのいたらドン引き!」みたいなのがありましたが、誰でも引くに決まってるわい!
現実世界でも起こっている内容を問題提起・材料とするならまだ理解できますが、キャラクター性まで現実に沿う必要はないでしょう。
そこまでリアリティが欲しいならドラマ見ればよいだけのお話なのですよ
それを踏まえて、ネグレクトや虐待はこういう感情に沿って行われるのか?が理解できなかったワケなのです。
商業作品でなろう系レベルを下回る浅いシナリオ
変な話ではありますが、この程度のシナリオで商業作品なのか、と感じざるを得ないくらいには浅い・内容が無いようなお話。
浅いと言うか、そもそもシナリオ練ったのかこれ?行き当たりばったりで制作してないか?と感じるまであるくらいに引き込まれないし、以前も言った「起承転結」が存在していない。
見方を変えると、日常系アニメに近い作品です。
「日常」「のんのんびより」にシナリオ性など期待しませんし、そういう風にして見ればまだ見れる作品にはなりますかね。
そう見ると今度はキャラクターの魅力が希薄に感じるんですけどね
狂乱家族日記で良くね?
A.はい
まとめ
ラーメンで例えるなら『ダンゴ虫』です。
しっかり加熱して寄生虫を仕留めておけば食べられないこともないのでは?
クソグラフ君
扱いとしてはばーちゃるさんと同列ですね、ただ向こうよりはマシってところ。
論外と比較してマシ、が評価として全うではないのは言うまでもなく…。
如何だったでしょうか…?
今回は辛口で攻めチャーを試みましたが正直なところあまり気持ちのいいものではないですね。
やっぱりクソならクソらしく楽しんでクソクソ言わなきゃね!
ただそれを置いても面白くない本作は一見の価値ありです。
次回はどうしましょうか…
いやひどい作品にするのは確定なのですが、ちょっとやってみたいことがあったりするのでどの作品を取り出すか迷いどころ。
楽しみにしていただけたら幸いですね♡
いじょっ!おやつみ!!