墨鵺のブログさん

墨鵺(@suminue2)が見たアニメとかを簡単に紹介するところ

クソアニメを見よう(提案):八男って、それはないでしょう!

 おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 1ヶ月ぶりですね(遅刻)、墨鵺(すみぬえ)と申します。

 

 

 エスケープフロムタルコフ」ってゲームに完全熱中でした。あのゲームの中毒性はヤバみがヤバいって感じですね。

 リアル系FPSは10年くらい前のフラッシュポイント以来でしたが何とかついていけるという印象、ガチの撃ち合いになったらまず負けるんですがね。

 

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 高いアイテム拾った時の高揚感がすげぇ楽しいんだ!

 

 てことで良ゲーにどっぷり浸かったせいか最近体調不良です。頭痛短気が常態化しています、これは非常にまずいですね…。

 やはり…クソアニメか…。

 

 

 てことでクソアニメ見ていきましょう。

 今回は久々のなろう系!4・5・8予告の「8」を務めるこの作品!!

 

 

 

 

※私の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう!

※ネタバレを含みますので、未聴な方はご注意ください!

 

 

 

 

 

 

八男って、それはないでしょう!

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そしてこの評価である

 

 

 

 

もくじって、それはないでしょう!

 

 

 

 

 

原作や歴史

 公式サイト様:http://hachinan-anime.com/

 2013年6月より「小説家になろう」にて投稿開始、2017年3月に全163話を以って完結。

 2014年より「MF文庫(角川)」より書籍化。2020年11月時点で21巻が発刊済み。

 最近ではスマホゲーも始まりましたね、「g123」開発運営…あっ…

 2020年4~6月にテレビアニメが放映。

 アニメーション制作はシンエイ動画。過去にはAプロダクションという名前でした。「巨人の星」などの名作から、最近だと「からかい上手の高木さん」や「PUIPUIモルカー」の制作協力を行っている名門ですね。

 

 

 また名門製かよぉ

 

 

 

 

 

 

主な登場キャラ

 公式サイト様からご尊顔カモン!

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八男太郎

 主人公こと八男太郎。フルネームはヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター、バウマイスター卿。中身はリーマンのオッサン。転生モノだからね、仕方ないね。

 この世界では珍しいらしい魔法を扱える貴族、実力を認められ出世街道をまっしぐらな青年。絵に描いたようななろう主人公。

 スマホに貴族制度を足したような状態に陥る人。

 

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 唐突に登場するヒロイン様

  なろう系ノルマいきなり達成のお知らせなヒロイン様。太郎君にいきなりゾッコンですよ先輩、楽しそうッスねぇ^~。

 おしとやかで強かな、オタク君ウケが良い良妻賢母。太郎君の側室を設ける話にも快諾する”強い”人。

 クレリックなので後方支援担当。

 

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自害せよ、ランサー

 真面目系ランサー、本作きっての真面目な常識人。槍や眼からビームを出すわけではないし分身も出せないのでサーヴァントではないらしい。ドラゴンに乗ってるわけでもないためリューサンでもないな。

 下記メンバーと前線を支える戦士殿。

 

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カイエン殿も大変でござるなwww

 あの人サムライじゃなかったっけ?

 武闘家?モンク?な近接担当。またの名をジュディ・オング

 ムードメーカーハイテンション屋。自前の道場を持つのが夢らしい。

 

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立体機動してみせろ

 おう、あくしろよ。

 メイン盾兼剣士。剣の扱いには結構自信ありの模様。

 八男太郎が心許せる数少ない親友。

 

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マグロで雇われた脳筋

 マグロの中落ちを食べさせる代わりに太郎の護衛を務めることとなったパワーアタッカー

 どうでもいいんですけど、幼児にクソデカ武器を持たせるのって何かいいですよね。ブラックラグーンヘンゼルとグレーテルがBAR振り回してるのいいねマン。

 

 

お師匠様たちや他にも色々と参戦してきますね

 

 

 

 

 

 

大まかなストーリー

 オススメパート:3話以降

 2話までは「自分は名作です」って面構えしてるので普通に面白いかもしれません。そこを超えれば待ちに待った”なろう”なので楽しくなくオススメスタートって感じ。

 

 

1,2話:八男太郎、爆誕

 令和コソコソ話!冒頭の夜食絵から本作の評価が決定できるらしいですよ。

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 1話冒頭30秒くらいのところ。

 ご飯と味噌汁は準備中。これで本作12話がどう評されるか分かるってクソアニメ愛好家キモすぎませんか?

 ちなみにワイの評価は「食事描写なのにえらい手抜きだな」でした。

 

 寝落ちから目覚めたらそこは貧乏貴族の屋敷だった!

 ショタ太郎と一緒に世界観を学びつつ、当人に魔法の適正があり、都合よく師匠を見つけ、師匠をニフラムするまでのお話。2話ラストでエンディングだったら普通に高評価で終われてた。

 

3,4話:学校と王都に行こう!

 ここら辺りから”なろう”開始。オススメスタート、やったぜ。

 

 学校では勝手に一目置かれる太郎君、ボッチじゃん可哀想に。

 ここいらでパーティーメンバーが集結してきます。

 

 更に兄上の式典へ殴りこむため王都へ向かうことに。

 道中ほねほねザウルスに襲撃されるも太郎の活躍で見事撃破!

 実はほねほねザウルスはとても強かったらしくて大賑わい。そして太郎君の出世街道が始まるのであった!てな感じ。

 

5~7話:王都カチコミ

 合戦じゃあ!!

 花嫁を見つけたりほねほねザウルスじゃない別のドラゴンをしばいたり武術大会にカチコミしたりするお話。まとまりはないので何話から見てもいいのは北斗有情破顔拳。

 年配のおじ様達が活躍します。

 

8,9話:ありふれていない職業でダンジョン無双

 謎のダンジョン地下に飛ばされてしまうもモンスターをボッコボコにするお話。逆ありふれとはたまげたなぁ。あっちのが後輩ですが。

 流石に終わりが見えないんでお疲れのご様子。からのラスボス参戦でどうなる太郎チーム!?

 

10~12話:開墾

 実家の地方に戻って開墾するお話。ちなみに陰謀が隠されているらしいっすよ。

 兄上に叛旗を翻して領主になると決めた太郎と、させない兄上のラストバトル!そして特に苦戦してなさそうなラスボス戦と特に感動しないエンディングへーーー。

 

 

 

 

 

所感・感想

 何故スマホが酷評されているのか調べずにスマホっぽく作ってしまった作品

 

 「なろうのパイオニア」だとか「原作は名作」って言われてる本作、アニメ化に伴い面白い部分だけ抜きとってしまったようですね。いつもの駄作化ですわ。

 パイオニア(先駆者)なだけあってゲーム的な世界観がない辺りもスマホと同じ感じ。純粋なハイ・ファンタジー

 

 それらを総括して評すると、

 

「よくある駄作化」

「ノルマを作った作品」

「なろう入門系クソ」

 

 こんな具合でしょうか。

 

 

 

本作のいいところって、それくらいあるでしょう!

 

①ノルマ達成、と言うよりノルマを作った?

 なろう・クオリティアップ・ノルマと言うものがあります(造語)。

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 「デスマ太郎」の回のノルマ一覧。

 アニメもブログも見てね☆

 パイオニアってんだからこのノルマくらい達成したよなぁ?

 

 

  1. 主人公がなんやかんやあって異世界へ転生する:する
  2. 転生先の異世界でめっちゃ強い存在になる(される):なる
  3. 誘われるかのように女の子が登場する、もちろんベタ惚れ:する
  4. 基本主人公はどういう性格・行動であれ「いい人、優しい人」と評価される:各所からそう評されている
  5. 求愛は基本:結婚してる
  6. 2期もイケますよ!と匂わせて放送終了:俺達の開墾はこれからだ!(完)

 

 うわぁ…。

 と言うより、この辺りのノルマを作ったのが本作とかスマホなんですよね。いわば開拓者ですよ。まぁ何が良い点なのかはさっぱり分かりませんが。

 

 

②オープニング

 曲名「時空の迷い人」

 作詞「デーモン閣下×宝野アリカ

 作曲「デーモン閣下

 歌手「デーモン閣下×宝野アリカ

 

 予算をOP曲で使い切った説、マジでありえそうで草ですね。

 知らない人はいないでしょうけど、デーモン閣下聖飢魔Ⅱのボーカル、宝野アリカアリプロのボーカルですね。

 ちなみにエンディングはAKINO from bless4」が担当。

 

 大御所ばっかじゃねーかお前ん曲ぅ!

 

 曲だけ聞いていればいいんじゃないかな、映像もまぁ悪くはないですし。

 OP・EDが本編、残りは2次会みたいなもんじゃない?

 

 

ジュディ・オング

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 3話冒頭30秒くらいのところ。

 似ても似つかないけど、「それっぽさ」を出そうと努力してる節がある。

 曲は大御所使って内容は大御所パロディとは中々やるじゃないですか…。

 

 

④マヨネーズノルマ達成

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 10話くらいラスト辺りだったっけ?に登場(うろ覚え)

 スマホのほうでは登場しなかったハズだからこっちが先駆者って感じでしょうかね。このノルマも長いこと義務制を強いているみたいですわ。

 

 ちなみに「超余裕」のようなプラ包装は出てきません。

 石油ないからね、当然だね。

 

 

⑤味噌も作るぞ!

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 4話ラスト辺り。最初泥団子作ってるのかと思った

 多分本作唯一になるオリジナリティ部分、味噌の精製。

 他のなろう系では残念ながら見たことない1シーンですね。「くまクマ熊ベアー」では既に加工済みの味噌があったのでちょっと違う感じ。

 

 

 

本作のわるいところって、それはないでしょう! 

 残念ながら山ほどあるぞ

 

 

①起承転結なし

 

 いつもの おまたせ 親の顔より見た文面

 

 1話限りのショートショート連打なのでどこをどっから見てもいいとも言えますがね、それはお話物としてどうなんですかって感じ。

 本作は「のんのんびより」じゃないんですよ。 

 

 ちなみにそのショートショートも面白いかって言われたら微妙の限りで、どっかで見た聞いたお話しかありません。おいおいおい死んだわアイツ

 良く言えば手堅く作った、悪く言えばパクリの集合体ですかね。

 

 

②山場もない

 起承転結の話に付随してもいいんですが、本作は全編通して見所・山場となる点が全くありません。ただただ平坦な道路をずっと同じ景色見てドライブしてるだけ。

 「何かピンチっぽいことになってるね」とか「何か敵に囲まれてるね」ってシーンはあるんですけど、迫力というか臨場感というか、本当に追い詰められているわけではなさそうって見えるんですよね。

 言葉にし辛くて恐縮なんですけど、「結局は主人公が勝つんだろうな」って結末が見えきっているんですよね。もしかしたらワイは未来予知できるのかもしれん。

 八男太郎に負けてほしいわけではないのですが、もうちょい追い詰めても多分誰も文句言わないんじゃないかな、と思いました。

 

 

③貴族のお話

 本作の根幹部分に当たる貴族のお話なのですが、まぁこれがつまらんのですよ。

 本作を見て「お話が良い!」と思った皆さんは「ガンダムシリーズ」とか「銀河英雄伝説」とか見たほうがいいですよ。こっちは話にもならんです。

 

 貴族社会ってのは諜報と陰謀の世界ですので、八男太郎を疎む人が多いって言ってる割には暗殺や謀反の話が出てこないんですよね。死亡説が流布されたりはしましたし、王様が信頼している家臣の下に就いているってのもありはするんでしょうけど。

 もっと泥臭くしてほしいんですよね、おままごとじゃないんだからさ。

 太郎が疎まれつつも成り上がっていくだけの作品、てのが本作。

 

 

④のうきん11話構図失敗

 ちゃんとやってくれマジで

 

 11話ラストで案の上敵に囲まれるわけなんですが、さっきまでボコボコにしてた雑魚に囲まれてピンチっぽく演出するの無理がありすぎません?

 

 ZガンダムやZZガンダムが闊歩してる環境を旧ザクやボールが取り囲んで何かなるんか?答えろ!答えてみろルドガー!

 

 太郎君やお仲間さんがぶっ飛ばされたり気絶するわけでもないのでホント中途半端。この辺りはまだ「チート魔術師」のがしっかりしてるまである。

 

 薬にも毒にもならないなんて、一体何を見ればいいんですかね

 

 

⑤適度に制作班がやられるのがつまらなさに拍車をかける

 本作の作画・音響は適度な感覚・用法用量で討伐されます。

 これがまた精神的によく効いて、つまらなさを加速させるんですよね。「何もかも駄目じゃねーか」って感じ。

 常時逝ってたり逝ってなかったりすればまた違う評価になるんですがね、ホントに適度。もしかして狙って壊してるのか?って勘繰れるまである。

 

 ある種の耐久試験目的で作ったとすれば非常に効率良い出来栄えなので、誇っていいと思いますよ。違うならふざけないでくださいませ、ご主人様って感じ。

 

 

 本作の不名誉のために敢えて書きますが、わるいところと言っても今までのカスどもと比較すればまだまともなほうなので、なろう系入門作としてはそこそこ良い出来なんですよね。他はイガグリ、これは三角定規って感じ。

 なろう系は基本つまらんから、適度なつまらなさってのは重要。

 

 つまらなくないの見たいなら現在放映中の無職転生とか見ればいいんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

まとめ

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 全然何も良くないけど、とりあえずヨシ!

 

 ラーメンで例えるならうまい棒めんたい味」ですかね。

 うまい棒、酒堕ちしてる時たまーに食べたくなる。

 

 

 

 あとマジでクッソどうでもいいんですけど、何でこういう創作作品ってドイツ語が多いんでしょうかね?誰か知ってる人いません?

 

 

 

 

 

 

クソグラフ君

 

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 アークソ君と大体同じ位置、ついに被り始めちゃった♡

 時代的にはスマホやら孫と同時期なんですけどね、こうも差が出ないとは思わんぜよ。

 

 

 

 

 

 

 さて、本日も営業終了時間が近づいて参りました。

 如何だったでしょうか、久々のなろう系。

 

 もうちょい何とか出来そうだった気もするけど、でもまぁ「っぽさ」は出せていた、そんな作品でしたとさ。

 

 

 そういえばモンハンの新作「モンハンライズ」なんですけど、”F"みたいな追撃即死コンボが出てきたらしいですね。

 極大解釈して”F”の化け物達が帰ってくるかもしれなくて楽しみで仕方ないんですよね、マジで来たら買っちゃうかもしれない。

 新作に求められているものが何か分かってるなんて、カプコンもにくいことしますね、それでいいんですよ、ごめんなさいオンラインでいいんです。

 

 

 

 さて関係ない話は置いておいて、次回予告のお時間です。

 ここまで4・5・8と数字で予告遊びしましたので、次はそんな「数字」な作品にしてみますか。これは大ヒントすぎて一発よゆーでバレましたな!

 

 

 

 それでは次回でお会いしましょう。

 いじょっ!おやつみ!!