クソ?アニメを見よう(提案):魔王様、リトライ!
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
2週間ぶりですね、いかがお過ごしでしょうか。
私は激務で疲れました、墨鵺(すみぬえ)と申します。
色々愚痴りたいこともありますが、クソアニメを見て溜飲を下げましょう。その結果精神が狂っても自己責任ですがね!
クソアニメで精神がおかしくなった分はゲームや釣りで取り戻してるので安心安全の計算…。
というわけでクソアニメを見ましょう。
今回の作品は、前回・前々回が💩アルティメット卍クソ💩だったので比較的マシな部類にしましょうか…。
※私個人の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう!
※ネタバレを含みますので、未視聴な方はご注意ください!
魔王様、リトライ!
Amazonプライム、dアニメストアにて好評配信中!
恐らく本ブログ初の☆4評価な作品!
高評価作品だ!ワーイワーイ!
MO KU JI
原作や歴史
公式サイト様:http://maousama-anime.com/
2016年10月より『小説家になろう』にて連載開始、同年12月に5章までを残し完結(と言うより移転?)。2019年5,6月に旧章を更新。
2017年より『モンスター文庫(双葉社)』にて書籍化、2018年には『Mノベルス』より新装版刊行。2020年8月時点で6巻まで発刊済み。
コミックス化もされており、2020年7月時点で5巻+R1巻(新章扱い)計6巻まで発刊済み。
2019年7~9月にテレビアニメが放映。
アニメーション制作は『EKACHI EPILKA(エカチ エピルカ)』。アニメ・ゲーム等の作画協力・背景画制作をしており、テレビアニメシリーズとしては本作が処女作となります。ちなみにWebアニメ「ジンギスカンのジンくん」を制作してます。
私はどんな作品なのか知りません…
主な登場キャラ
例に漏れず公式サイト様のご尊顔でございますよ。
魔王様
魔王だったり堕天使だったり組長だったりするご多忙な主人公。白いほうは速攻魔法《マスク・チェンジ》を発動することで召喚可能。
中身は普通の人なので言動と心の声が一致していない面白い人。
魔王㌠
魔王の側近を務めるお二人。実際はもっといるが1人呼び出すのも一苦労のご様子。
…左の方、前回の超人高校生でもお見えでした?有能ながらもヤベー奴って感じ。
右の方は常識人かつ中間管理職。人財管理がS級のウデマエ。
デレステからの刺客
『アイドルマスターになろう』とは時代を見てますねCygames…!
人畜無害・純真無垢な正当ヒロイン。魔王様になつく。アクしろよ。
自身の体に付く古傷を気にしている様子、女の子だもんね、仕方ないね。
三聖女様
左から長女、次女、三女。血縁があるわけではない。
長女:本作一の常識人。魔王様と一緒にお風呂へ入るほど仲良し()キュアホワイト(ただし物理攻撃は低め)。
次女:触れたものを何でも爆弾にしそうなのに部下は世紀末なジャンプ作品。
三女:チョロイン、一番最初に魔王へ堕ちる。
事あるごとに魔王と親睦を深める系冒険者。
割と常識人+非常識人コンビ、よく見るやーつですね。
ちなみに右の子、男の子らしいっすよ。
所感・感想
普通に面白いです。
ギャグアニメとして見ても、なろうアニメとして見ても非常に出来の良いアニメです。いや普通に世の中一般で言われる名作と比較するのはNGですよ?
12話で綺麗に落ちつきますし(オチがないとも言うが)、抑えたいところはしっかりと抑えている感じ。私のツボに入っている、とでも言いますか。
本作が高評価なのも、私と似た感性の人が見ているからってのも大きいのではないでしょうか。
本作をサクッと評するならば、
「ネットスラングを用いたギャグアニメ」
「ポプテピピックの派生作品」
こんな感じでしょうか。
・大まかなストーリー
1話:魔王様、大地に立つ
魔王様が異世界(ゲーム世界)へGoToトラベル。ひとりで。
デレステの子との邂逅や魔物を迎撃しつつ聖女様もご出陣。
2~3話:三女と次女
三女と次女が魔王様とバトルするお話。
結果はもう何となく想像に難くないですね?
この世界での聖女の敵も参戦するしで乱闘騒ぎ、そして魔王様が暴れる。
4話:医者、参戦
魔王側近の医者が参戦するお話。
デレステの子も古傷を気にしてたりしましたよね。治療したりするんでしょうかね?するんじゃない?(他人事)
のほほんとした雰囲気ながらも魔王様はこの世界について考えているのであった-。
5~8話:聖城戦
聖城とは聖女様らのお住まい地域一体。
そこへ打倒聖女を掲げる不審者一行が攻めてくるお話。
不審者…クソアニメ…無言の腹パン…うっ頭が!
9~12話:村を発展させよう(提案)
拠点となる村を整備しようって話。
整備ついでに賑やかで収入も安定してる村にすっべって感じ。
9話でもう1人の魔王㌠、常識人さんも参戦。
開墾に当たり人財管理を一任されている、+47点。
ちなみに長女様と魔王様のお風呂は12話にありますぞ。仲睦まじい様子で微笑ましいと思う。エンジェルハイロゥもここで贈与されてたりします。
ちなみに仲睦まじいのは大嘘です。
北へ行けぜ!!ってところで終幕。
最後の「続け!」って表記の仕方を見るに、2期は決まってないけどやりたいンゴって感じなのでしょうかね?
人気出るといいですね(他人事)
・本作の~いいところ~
①基本的にギャグアニメ
ハズレにくいですよね、ギャグアニメって。
『ボボボーボ・ボーボボ』とか『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』も面白いですよね。そういう類いです。
上記2作品にネットスラング・属性など「お約束」を盛り込んだのが本作。
「ヤホー」「ググレカス」などのスラングを皮切りに「淫夢語録」「ジャンプ作品」「よくある女の子の属性盛り」をふんだんにあしらえて本作は仕上がっております。
②とあるスロットを想起させる
スロカス=キモ=オタクのみんななら知っている、あの台を想起しました。してしまいました。
えっなにこれは…(ドン引き)
そんな皆さん、ご安心ください。ワイもホールで見る度に「うわぁ…」って思ってました。これ爆発している(いっぱいメダル出している)の見たことないし。
このスロット台は「シンデレラブレイド」っていうもので、ART専用機でございます。なんか聖女様と絵のタッチが似てる…似てない?
この台と本作が紐付けされてしまうのが、上乗せ特化ゾーンの「おしりペンペンタイム」。女の子のおしりをしばいてARTのゲーム数を上乗せします。なんてひどい台なんだ。
三女サマも定期的に魔王様にしばかれてます。OPでもしばかれています。
オイラ…もうこれにしか見えないゾ…パチスロ「魔王様、リトライ!」…
いいとこ?かどうか正直分からんですね、書いてて自分でも分からなくなってきました。知識の偏りのせいでマジで狂いだす5秒前。MK5って感じ(死語)
ちなみにこの台、人気あるらしくて続編が出てるゾ。この国はもう駄目かもしれんね。
③主人公(魔王様)が鬱陶しくない
評点がおかしくなるのは、なろうアニメあるあるなのです。
なろうを低評価・酷評する時の第一要因として、「主人公がウザい」というのがあります。特にイキリ太郎シリーズにはこの手の悪評が絶対に付きます。義務・ノルマ制です。
なろうを語る上で欠かせない大切な欠点ですが、本作の主人公・魔王様にはその「ウザ味(あじ)」成分がとても少ない。薄い。
良く言えば「紳士的」「真に優しい人の態度」「クールな言動だけど内心ビクビクが見えて視聴者に好感触」と言った具合。
悪く言えば「元なろうの風上にもおけない」です。良い意味じゃね?
更に本作では、魔王様の周りに集まる人々がキチガイ頭おかしい人だらけなのもあり、より常識人・苦労人としての色・イメージが強まります。
「オーバーロード」の人間版とでも評すると伝わりやすいでしょうか。あっちはあっちでまた違った名作って感じですが…
・本作の~ダメなところ~
ハッキリと言っておきたいのですが、本作のダメなところは重箱の隅的な細かいところです。
なのでダメなところではあるものの、だからと言って本作がいわゆる王道クソアニメではないことだけはハッキリとお伝えします。できます。
①絵が低予算のそれ
低予算なアレ。「あぁ低予算だ」って見て分かる感じ。
ただ以前紹介した「のうきん」ほど酷い、凄惨な出来栄えには至ってないですね。
以前の。ゆっくり見ていってね!
ひどい程度の絵と言いますか、「地上波に乗せるのか…こんな作画を…」までいかないくらいの感じ。
次の問題に比べたら安い被害よ。
②戦闘シーン
こっちのが大問題。
本作、戦闘シーンが非常に見ごたえのない仕上がりになっております。いやもうホントビビるくらい見ごたえがない。
と言うのも、戦闘シーンでキャラクターの動きがひっじょーに少ないんですよ。そしてスキル発動のテンポも遅い・悪い。
表現するのが難しいのですが、スピード感がない?爽快感がない?盛り上がりに欠ける?
…ここはやっぱり、皆さん実際に見てもらうしかなさそうですよ…。
見たら分かる!見たら絶対言いたいこと分かるから!先っちょだけでいいから!
とまぁ色々書きましたが、このダメなところってなろう系アニメ全般の問題でもあるので本作に限った話ではないんですよね。
そんなところくらいしか欠点の見当たらない作品ってことです。
まとめ
ホントによく出来た作品です。
見て後悔することはまずないでしょう。
楽しかったと感じるかは不明ですが…。
ワイの感覚マジでおかしくなってる説は否定できませぬので…。
ラーメンで例えるなら「醤油とんこつラーメン並盛」です。
やっとまともなラーメンに辿り着けた…感無量です😭
ただ具材が長ネギしかないのが残念ですね…。
クソグラフ君
〆はやはりこのコーナー!
『アズールレーン』や『魔法少女特殊戦』と比較しても遜色ないくらい楽しめる作品でした。
ようやくこれで全枠に作品を置くことができました。
ここからが本領発揮となってくることでしょう…!
如何だったでしょうか!!
珍しく面白い作品紹介にすることができました。毎回こうであってくれよ…と願うも叶わないのがクソアニメ界隈。
次は私にどんな💩を投げつけてくるのか…今から不安ですね!
次回は番外編を一つ挟みたいと思います。
というのもTwitterのほうで、「墨鵺はクソアニメしか見ることが出来ない病を患っている」という風評被害を受けているからです…!
おれ、ゆるせねぇよ…!
という訳で、『知名度は低いかもだけど名作アニメを見よう!』みたいな回を設けてみたいと思います。
どんな作品が飛び出してくるのか、楽しみに待っててくださいまし!
それではいじょっ!おやつみ!!