【番外編】名作アニメを見よう(提案)
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
寒暖の差が激しい季節となって来ましたが如何お過ごしでしょうか。
私は充分に体調を崩しておりますので、安心安全!墨鵺(すみぬえ)と申します。
非常にお久しぶりですね、仕事が忙しかったりゲームが忙しかったり仕事が忙しかったりで更新を空けてしまいました、申し訳ナイスゥ!
さて今回ですが、前回の予告通り番外編!名作を見よう!
普段クソアニメばっか見てる頭のおかしい人ですが、名作だと思う作品もいっぱいあるわけなんですよ。ええ。
それに皆さんにも見て欲しいアニメはクソ💩ではなく名作なんですよ。これだけはハッキリと真実を伝えたかった。
目次は年代別にしてみます。
昔の作品から現代まで、オタノシミいただけるものを集めてみます。
ということで名作劇場7本勝負です。ゆっくりしていってね!
※私個人の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう!
※ネタバレを含みますので、未視聴な方はご注意ください!
も く じ
クッソ古い作品(~1999)
おすすめ度:★★★★☆
dアニメストアにて配信中!
1975年放映、制作は『東京ムービー』。「オバケのQ太郎」や「巨人の星」などを制作した会社です。
40年以上前とか草
古すぎィ!と思われるかもしれないですが、今見ても面白い名作中の名作です。
昭和アニメの最高傑作と言っても過言ではないほど高い評価を受けています。私もそう思う。
ざっくりと説明すると、本作は「7匹のネズミがラスボスの白イタチ・ノロイを倒す冒険に出かける」お話です。
ネズミ達は個性あふれるくせ者だらけ。会話のやり取りだけ聞いてても面白く、物語として高い完成度を誇ります。
人情(鼠情?)話も結構な話数があり、今時では減ってしまった「人情・哀愁」を感じることができるのも本作の魅力的な部分。
そしてラスボスであるノロイは、本作が名作と語られる上でとても重要なポジションに位置します。
化物として存在しつつも、美しく綺麗な毛並と賢く狡猾さに加え残忍で凶暴な性格を併せ持つラスボス。ゲームで例えるならドラクエⅢの「ゾーマ」みたいなものでしょうか。
悪役としてここまでのキャラクターを作るのは非常に難しいでしょう、と感じるほどの悪役。今まで紹介してきたクソアニメの悪役をかき集めてもノロイには惨敗するでしょう、します(確信)。33,433-4くらいの点差で。
現代アニメではめっぽう減った、「哀愁」「昔の懐かしい日本」「人情に訴えるような作品」を感じたい・求めてる方にはうってつけの1作です。
古いアニメは無理wって偏見を持っている人ほどハマる作品ですので、アニメオタクを自負するなら1度見てみてもよいのではないでしょうか。
ちなみに余談ですが、2015年に同作のフルCG映画「GAMBA ガンバと仲間たち」という作品が公開されております。
私は未視聴なので何とも言えないのですが、オススメした内容は押さえてあるらしい(重要)のでこっちでもいいかもしれません。駄目かもしれません。
おすすめ度:★★★★★
Amazonプライム、dアニメストアにて配信中!
1988年より映画・OVAとして展開、制作は「キティフィルム」「ケイファクトリー」など。どちらも本業はドラマ等の芸能関係。
ちょこちょこと視聴済みあって草
古すぎィ!の次は多すぎィ!な作品。何でこう極端な作品しかオススメしないんですかね、この人?
映画3本・本伝110話・外伝9作全52話
12話1クールの考えでいけば12クール分以上の大ボリューム。これをさくっと見るのは無理ですね…。しかし名作なのです。仕方ないね。
ざっくりと説明すると、「2人の天才軍師によるスペースオペラ」なお話です。
本作は2つの陣営が100年以上戦争を続けている状況からスタートします。その両陣営に英雄と呼ばれる2人がそれぞれいる、といった具合。
ラインハルト(ほぼ主人公と呼んで差し支えない)は銀河帝国側の英雄で、この御方のサクセスストーリーが中心となって物語が進みます。
が、本作を名作にしている部分に「ラインハルト以外のお話も、とても丁寧・綿密に描かれている」ことが大きいです。
数多くの人間が登場し、最後には銀河帝国の皇帝に成る、そんなお話です。
また敵国とされる自由惑星同盟、こちらの内情もとても面白い興味深い状況にあります。戦争による疲弊と腐敗政治によるボッロボロの状態。そんな状況でも政治屋は権力争いに熱心なご様子。軍部もズタボロなのに権力争いや陰謀争いでご多忙のご様子。これもう駄目かもわからんね。
そんな中で英雄ヤン・ウェンリーが開花、彼も天才軍師として帝国と戦っていきます。
この2つの勢力のお話が1話ずつ交互に進んでいきます。この構図で「どちらも自分の信じる正義に基づいて戦っている」ことが強調されます。
人格者による専制政治vs腐敗した民主主義といった政治構図、どちらの言い分も正しく聞こえ、正解が1つではないことが視聴者に伝わってきます。これこそ本作が名作と呼ばれる所以であります。
また本作は「銀河声優伝説」と揶揄されるほど、豪華な声優陣に彩られております。声を聴けば「どこかで聞いたことある!」が頻発することでしょう。
既に他界された方々もおられるので、リメイクしようがないところも時代を感じてしまう、そんな1作でございます。
ちなみにこれまた余談ですが、2018年より「銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)」と言う新作が展開しております。
「ディ・ノイエ・テーゼ」は「新論・新説」の意味。
こちらも本伝と時間軸がほぼ同じですので、今から見ようと思うならこっちかもしれません。が、原作ファン・アニメファン・漫画ファンなど多方面のファンがいる本カテゴリ、ちょっと面倒な意見の食い違い・勘違いが起きているのも事実。このノイエ銀英伝を駄作だと言う人も実際います。
別モノとして見ることをオススメしておきます。いつか新旧の比較みたいなのを番外編で組んでもいいかもですね。私はどっちもオススメしてますよ。
解説クッソ長い…長くない?
おすすめ度:★★★★★
dアニメストアにて配信中!
1997年放映、制作は『J.C.STAFF』。名門です。
映像作品として別格のクオリティを誇ります。
ざっくりと説明すると、「女の子が大人へと成長する」なお話です。
お話もかなり異質?なものなんですかね?当時の少女漫画とか制覇しているわけではないから何とも言えない…本作の色恋沙汰は普通ではないと思うのですが…😭
本作については多くを語りませぬ。
1話の時点で異質なのでそこで妥協せず、全話ちゃんと見よう、そして泣こう(提案)
原作が少女漫画だし…なんて偏見、とっとと捨てて見ましょう。
私が推す20世紀最高傑作の1作です。
クソアニメみたいなゴミで愚劣なモノ見てる時間あるならこれ見てね。
マジで見て欲しい作品はこうなるんですね。
余談ですが舞台化もしています。
元々演劇というか舞台感ある作品なのでおかしい感じはなかったですよ。
結構前の作品(2000~2015)
④地獄少女
おすすめ度:★★★★☆
dアニメストアにて配信中!
2005年~放映、制作は『スタジオディーン』。世界一有名なPCアダルトゲームのアニメ「Fate/stay night」などを制作している会社です。ufo版とは違うよ。
ざっくりと説明すると、「いっぺん、死んでみる?」なお話です。
憎い相手に懲罰を与え地獄へ堕とす権利が貰えます、ただしその権利を使用すると自分も地獄に堕ちます。こんな契約を貰っちゃうんですねぇ。
ちなみにこの権利を貰っても絶対使用しなければならないわけではないので安心安全ですね!
現代社会のきったない闇な部分を出しつつ、閻魔あいのミステリアスな雰囲気を融合させ、地獄に堕とすかどうかの判断・決断、結構過激なシナリオが本作の魅力。
特に第1期の出来が素晴らしく、「どうしようもなさ」が一番強く出ています。
期を追うごとにコメディ感が強くなっていくため、少しずつ魅力が薄くなっていく感じがあります。マイルドになっていくとも言えますね。
cv能登ボイスで癒されよう!
余談ですが実写ドラマ、映画化もしてます。
見てもいいですけど見なくていいです。クソ映画界隈から好評のようなので、お察しな点に注意しておきましょう…。
⑤efシリーズ
おすすめ度:★★★★★
dアニメストアにて配信中!
2007~08年放映、制作は『シャフト』。シャフト黄金期、名作しか作れなかった頃の最高傑作。
efシリーズは「ef - a tale of memories.」と「ef - a tale of melodies.」の2作のこと。
ざっくりと説明すると、「少年少女の群像劇」なお話です。
まず本作、原作のPCアダルトゲームの時点から色々おかしい普通ではありません。
OPアニメーションは「新海誠」氏が監督。今見ても頭おかしいと感じるほど動きまくるアニメーションで魅せます。監督・脚本は「御影」氏が、作画は「七尾奈留・2C=がろあ」氏が、と言った具合のメンバー。今見るとヤバい面子ですね☆
当時としてもめっちゃ話題になりました。OPのシングルがオリコンチャートに載ったりする事態にもなってます。
てなわけで、エロゲ原作にしては結構ハードルが高い作品だったのですが見事に作り上げました。ビックリするレベルで。
少女革命ウテナと同様で、映像作品として別格のクオリティを誇ります。
てかこれはアニメって言っていいのかな?映像文学とでも呼んだほうがいいのでは?とまで感じちゃう傑作でございます。
絶対に飛ばしてはいけないOPED・もはやキャラクターすら移さずに本編が進行・全員お話が面白く美しく引き込まれます。特に2期は全てが綺麗に噛み合い色々とすごいことになってます(語彙力)
これも多くは語りませんので、みんなちゃんと見てくださいね(強要)
一昔前のアニメですが、映像・音響・声優・演出・お話のまとまり、アニメに求められる全ての要素が満点💯です。
原作がエロゲーだし…なんて偏見、とっとと捨てて見ましょう。
現代アニメでもこれ以下の作品ばかりです。というより全く追い付けておりません。なんちゅうオーパーツを作ってしまったんや…。
クソアニメみたいなゴミで愚劣な出涸らし見てる時間あるならこれ見てね(再掲)
余談ですが原作を作った会社が最近倒産しました。残念ですね。
おすすめ度:★★★★☆
Amazonプライム、dアニメストアにて配信中!
2013年放映、制作は『サンジゲン』。「B☆RS」とかYouTubeのモンストアニメ制作協力で有名な3DCG会社ですね。
ざっくりと説明すると、「きゅーそくせんこー」なお話です。
「蒼き艦隊」VS「霧の艦隊」のドンパチが魅力のCGアニメーション。超兵器を相手に人類サイドはどう立ち向かうのか!?負けたらギャグ要員になってしまう過酷な世界で、果たして人類に希望はあるのでしょうか!!?
カッコいいOP、戦闘シーンの出来は素晴らしいの一言。CGなのに違和感がないんですよね。しかもただ一方的に倒すのではなく、両陣営とも死力を尽くしているのがよく伝わってきます。クソアニメ共は見習って、どうぞ。
キャラクター達も本作の魅力のひとつ、個性強すぎて一部ヘンタイさんもお見えに。ツッコミ要員不在のため、視聴者の皆さんはツッコミ担当です。
コラボにお堅いと有名な「艦隊これくしょん-艦これ-」が二つ返事でコラボ承諾したことでゲーム界隈でもかなりの知名度を誇っていますね。戦闘シーンでOP曲が流れた時は驚きました。
すごく単純にアニメーションとしての出来が良く、戦闘パートと会話パートがメリハリ着いてて、見てて飽きず面白く楽しいです。まだ見てないって人は是非見ましょう。
余談は劇場版があるよってお話。霧の生徒会も参戦するよ。
最近の作品(2016~)
おすすめ度:★★★☆☆
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2019年放映、制作は『キネマシトラス』。「ばからもん」「メイドインアビス」とかを制作してるところですね。
ざっくりと説明すると、「不憫な扱いを受ける勇者の奮闘記」なお話です。
小説家になろうとか言う腐敗地帯出身の割にまともな作品(辛辣)、ちなみにまともな遠因にKADOKAWAが関与してるからだとかそうではないとか。
2017年くらいからの流行大賞である「異世界転生・転移モノ」の中でも随一の出来栄えをしています。お話・映像クオリティどちらを取っても見てて一番面白いです。主人公が無双してるの見たければ「さすおに」「魔王学院」でも見てればいいんじゃない?
主人公である盾の勇者がどう考えても勇者じゃない技を使ったり、序盤滅多打ちにされる姿に陰キャの皆さんが自分を重ねて見たり、フィーロがどう見てもデブチョコボだったり、別世界の勇者さんとか王女様がどっかで見たことある気がしたり。なんか全体的に「グラブル」テイストを感じますね。
ちなみに私は盾使う系だと「PS2版アルゴスの戦士」がすこです。ラスボスが中二病ポインヨ高くてかっけぇんだ。
おすすめ度がちょっと低め。これ見る前に★5のやつを見ましょう。
別に悪い作品ってわけではないのですが、どうしても過去のが面白く感じます。老害ここに極まれり、ですね。悲しいね…バナージ…
なろう入門なら本作と「慎重勇者」がオススメ。当2作から徐々にレベル・程度・格を落としていき、体を慣らしていきましょう。いきなり「異世界スマホ」とか「八男」見たら臓器に悪影響が出ます。
余談は2021年に2期が来るらしいっすよ。協力会社としては強いところが元請になるんですけど、どうなるか楽しみですね。
まとめ
さて、如何だったでしょうか!!
普段クソアニメしか見てない変人扱いされますが、名作を見た上でクソに手を出してるよアピ回でした。
ちなみにクソアニメを見る前に名作・傑作は絶対に見たほうがいいです。より際立ってクソさが理解できます。何が欠けているのか理解することは、深淵への第一歩でございますよ!某魔王も深淵をよく見ろって諭してたし重要事項っすよ!
他にもオススメしたいアニメが幾つもあるんですけど、これ以上やると文字数がとんでもないことになるのでアキラメロン状態。
また暇を見てやりますかね…。
さ~て、来週のクソアニメさんは~?
前回が「まとも」でしたので、次回は「ひどい」のにしましょう。
見て後悔する系のやつ予定です。一緒に地獄へ堕ちましょう。閻魔あいちゃんの力添え無しで、勝手に地獄に堕ちる屑の祭典です。
それではいじょっ!おやつみ!!