クソアニメを見よう(提案):七星のスバル
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
完全に隔週更新になっていますね、墨鵺(すみぬえ)と申します。
仕事も年末までは多忙モードなのでこの状態が続きそうです、申し訳ございません。
そんな中でもクソアニメは待ってくれているので感涙モノでございますよ…。
さて、前回は名作集、前々回はまともなクソ💩だったので今回はひどいやつにしましょう。安心してください、本当にひどいです。💩アルティメット卍クソ💩の連中とも渡り合える駄作です…。
※私個人の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう!
※ネタバレを含みますので、未視聴な方はご注意ください!
七星のスバル
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当ブログでも初となる☆2つ評価ですね。
もくじのスバル
原作や歴史
公式サイト様:https://www.tbs.co.jp/anime/subaru/
2015年8月より『ガガガ文庫(小学館)』にて連載開始、2018年9月に全8巻を発刊し完結。
2018年7~9月にテレビアニメが放映。
アニメーション制作は『Lerche(ラルケ)』。「スタジオ雲雀」の分社?別チーム?のような会社で、「暗殺教室」とか「彼方のアストラ」を制作したところです。
情報すっくな
主な登場キャラ
今回も公式サイト様、よろしゅうございますね。
…と思ったんですけど、公式サイト様にご尊顔が保管されてないんすよね。
OPとかから引っ張ってきますか、しょうがないね。
キリト君(→)
言うなればキリト君ポジの主人公=サン。
天性のトラブルメーカー、元メンバーとの確執、そしてキリト君とくればもうこの12話の展開など予想がつくでしょう。
それが正解だってんだから困っちゃうね。
めんま(←)
めんまみたいな見た目してる(よく見ると全然似てないシリーズ)メインヒロインにして死体。
6年前に戦死、6年越しにリ・ボーン!(別に撃たれたわけではない)、特殊な能力を持った人材センターの中でもかなり特殊なお方、狙ってる組織多し。
これももうお話が手に取るように伝わって来ちゃいますね。それが正解なのでこれもまた辛い成分配合。めんまは俺が守る
メガネ
メ~ガ~ネ~ガネメッ!
真面目君でキリト君と確執持ちの腐れ縁。めんまのことが好きだったんだよ!な御曹司の坊ちゃま。
どっかで見た気がするけど思い出せない、そんな記憶の中の彼。
多分だけどガンダムビルドファイターズかな?
負けヒロイン
どっかのグランでブルーなファンタジーのクラリス姫を彷彿とさせる可哀想な子。本作屈指の常識人。
引きこもりになったキリト君を6年間心配するもすぐ他の子にご熱心な模様、おまけに後半戦では別の子に嫉妬砲をぶつけられる始末。
多分前世でなんか重罪でも犯したんだと思います。
恐らくラブなライブでアイドル活動でもしてたんじゃない?
盗賊兄貴(→)
←も重要っぽかった気がするけどそうでもなかったような感じがする。いやでも重要人物。詳しく知りたいなら見るしかないですね。見よう(提案)
本作の頭脳ポジを担当する盗賊にして先輩風兄貴。メガネ君と合わせて男性サイドはインテリ感溢れてますね。キリト君は脳まで熱血で出来ているので論外。
彼も記憶の彼方に確かに存在するんだけど、途方もない距離なので分からんちん。
…オーバーロード1期のアーチャーさん?
ミス闇堕ち
もうそういう顔してますもん、これは既定路線。実は読モらしいすよ?
後半戦で乱入してくる「イビルジョー」ポジのお方。つまり強い。
ヨッシーカラーにされるMODは入っていないので安心!
堕ちてるほうが活き活きしてるお約束も搭載
やっこ㌠
絵に描いたような敵さんチーム。ちなみに←はFateでお馴染みキャスターさん。
→のピエロも中身が子安武人ならなぁ…と一々残念な集団。七星チームは苦戦してましたが。
普段から適当書いてますけど、今回輪に掛けてひどい
所感・感想
これが商業作品という事実
何よりも一番怖い本質、本作が「なろう」とか同人出身じゃないって点。
一通りキャラ見てもらったので多分察しがつくでしょうが、なんか色々なところから切り取り剥ぎ取りツギハギで固められたウンコ💩
ただまぁキャラクターとかってどうしても被っちゃうのは仕方のないところでもありますよね、大切なのは中身。
つまりシナリオや差別化できるところで戦うのが大切!
それを加味して評価すると、
「ゴミ(直球)」
「SAOとあの花を足して0で割っちゃった作品」
「俺達の戦いはこれまでだ!(完)」
こんな感じでしょうか。
本ブログで登場した作品の中でも屈指のつまらなさ。
あっ、ちなみに現実世界とゲームの世界を行き来するお話ッス。
ないよ、剣ないよぉ!ってことっすね。
・大まかなストーリー
1話の冒頭にてメインヒロイン殉職、どっかで見たな?
ゲーム内で殉職したんですけど現実世界でも天寿を全うしちゃいました…。お通夜から始まる1話ってのはインパクト的にはいい感じ。
そして宝箱から復活。今後のお話を考えると「宝箱から」って点は評価できるポインヨですわよ。
2~6話:めんま争奪戦
ずーーーっと既視感だらけなのを我慢して視聴しましょう。オススメパートです。
もう最後のほうはヤケクソって感じで見てて楽しいですよ。
7~8話:海底掃除
キリト君の剣が海底に沈んでいるらしいので掘りにいくお話。
なんで海底?
???「私にもわからん」
…博士でも分からないなら仕方ないな!
9~12話:やっこ㌠と開戦乱戦
イビルジョーも参戦しスマブラは危険な領域へと突入する…。
ピエロ・魔法使い・イビルジョーと個性が強すぎるめんま聖杯戦争の行方やいかに…!!
そして嫌気の差しためんまに銃殺されるキリト君。
まぁこうなるともうオヤクソクと言った感じで進むわよね…。
そして七星チーム‡†卍スバル卍†‡復活ッ!!
希望の未来へレディー・ゴー!(完)
謎ブル、何ひとつとして解決しなかったンゴね…
・いいところのスバル
①アニメーション自体の出来はけっこうまとも
もはや評価でも何でもない。
いわゆる「作画崩壊」とか「映像班過労死」と言ったタイプの被害は出ていないです。終始安定して綺麗可愛いを維持できております。
音響関連も特に問題なし。普通にいい感じ。
他メディアへの露出も結構強く感じましたし、予算的なアレコレで駄作化してるわけではないですね。
②デジャヴ・既視感検定に使える
「これどっかで見たことあるんだよなぁ…」
こういう経験、皆さんもあるのではないでしょうか。
このアニメ、徹頭徹尾この”デジャヴ”を感じ続けられます。
視聴中ずっと既視感が付きまとうわけですが、「あっ!」と気付いた瞬間はとても気持ちがいいものです。ニューロンがくっつく感もあるし。
そういう体験が出来るアニメなんですねぇ…。
本作の要素のひとつに「人間さんの脳にはまだまだ未解明な領域があるんだ!」的なサムシングがあるので、それになぞらえているのかもしれない。それを既視感で体感させるとは…やるな、ロンド=ベル!
…いいとこ?いいとこ、多分!
・わるいところのスバル
①未来予知できるお話
創作物の評価で一番悲しいやつ
お話の先が手に取るように分かってしまいます。起承転結の「承と転」が場外ホームランされてしまってどっかに逝ってしまっている。
野獣先輩が屋上で焼いてかない?と誘えばアイスティーが出てくるくらいまで読めてしまうのと同じ事態。まずいですよ!
くっさいセリフはご愛嬌なのでよい(よくない)としても、お話の展開までご愛嬌されたら本作は何を見ればいいんですか…。
「めんまカワイイヤッター!」とでも言っておけばいいんすかね?
でもよぉ、仮にそれだけを求めるなら1話での殉職って何の意味があったんだってことになりませんか?なりませんかそうですか…。
と言うより、「あの花」見てたらいいじゃんってことになるんすよね。
パクリスペクトが悪い!とは言いませんが、真似して、しかも商業として成立させてるなら何かしらの加味・スパイス要素は欲しいわけですよ。
それを抜くならただのパクリですやん?
②ご都合主義なゲームさん
物語の中心になるゲームの世界、これ自体がかなりご都合主義。
ご都合主義、よりか「七星チーム寄り」と言ったほうがいいでしょうか。
これもさっきの①と被りますが、めんまの殉職が七星チームやゲームに大きな影響を与えているにも関わらず、それが活かされていないんですよね。
具体的に言えばモブの存在が出てきてしまってからおかしくなってるんすよ、本作。
HPが0になったらゲームからサヨウナラ、ウィザードリィとかSAOとか銀の墓守り仕様にも関わらずモブキャラはバッタバッタ薙ぎ倒すやんってツッコミは多分全員入れるんじゃなかろうか。
本作の前身にあたるアニメの記事(大嘘)
ゆっくり見ていってね!
しかも、もしかしたら現実側のプレイヤーも天寿全うコースかもしれないのにね?そういう経験、6年前にしたやんね?
???「人は過ちを繰り返す」
自分の幸せだけ掴み取り、その他周りの大勢は困窮せい!!って発想、嫌いじゃないけど好きでもないですよ。
③ほんへ(ラノベ)の解決編が抜けている
これは制作タイミングとかもあるからしょうがない部分もある。
本作、作品内で色々な謎や伏線っぽいのが散りばめられているのですが、ほぼ何ひとつ回収することなくオワドラします。終わっちゃいます。
この「もやっ」とした感覚が拭えないの、歯切れ悪くて嫌いなんですよね。
ちなみに原作に当たるラノベ版の最終巻付近では回収済みの模様。
つまり謎を撒いて、回収する前に12話を迎えちゃったんですね。
2期作る前提だったのかな?それとも男坂エンドで完結のつもり?
どっちにしても結末知りたかったらラノベ読めぜ!
まとめ
笑える作品と笑われる作品は別モノ
ラーメンで例えるなら「モナ・リザ(贋作)」ですかね。
いいものを真似てもいいものになるとは限らない、の好例でしょう。
クソグラフ君
超余裕!よりはまだ見やすいかなぁ、と。
もちろん論外と比較してマシなので正当な評価ではないですね…。
さて、如何だったでしょうか!!
久々にひでぇ作品でしたが「下には下がいる」のも世の常。
今後これ以上にひどい作品に出逢えるのか、まだまだ楽しめる界隈でありますね!
次回予告!
次もみんな大好きクソみたいなアニメだぁ!
ただ今回とは違い笑える系クソにしましょう!!
いじょっ!おやつみ!!