クソアニメを見よう(提案):魔法少女特殊戦あすか
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
夜はすっかり冷え込み始めて秋の様相を示して参りましたが皆様の体調は大丈夫でしょうか、墨鵺(すみぬえ)と申します。
私は腹を下しまくってトイレと職場の自席を反復横跳びの日々です。
人間、こうはなりたくないですね。
さて今回もクソアニメを見ていきましょう…と言いたいところですが…
今回紹介する作品はぶっちゃけますと、そこまでひどくないです。
むしろ結構まともな作品ですので、そういう気構えで逝きましょう!
※私個人の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう!
※ネタバレを含みますので、未視聴な方はご注意ください!
魔法少女特殊戦あすか
Amazonプライムにて無料視聴可能!
蛇足ですが「魔法少女モノで好きな作品挙げて」って言われると「魔法少女隊アルス」と答えます。
友情・努力・勝利って感じのまともな作品です。
dアニメストアにあります。オモシロイヨ。
も く じ
原作や歴史
公式サイト様:http://magical-five.jp/
2015年6月より『月刊ビッグガンガン』にて連載開始、2020年9月25日には13巻が発売予定!
2019年1月~3月にテレビアニメが放映。
アニメーション制作は『ライデンフィルム』。「ミス・モノクローム」シリーズや「アルスラーン戦記」シリーズ、「手品先輩」等を手掛けるスタジオです。
主な登場キャラ
いつものご尊顔ターイム!!
主人公さん
本作内の数少ない常識人の一人。メイン武装が『ククリ』で何となく本作がどういうものなのか察せるかと思われますね…。
色々あって魔法少女を引退していたけど結局戦禍へ巻き込まれることに。
多分ノンケ。
SOS団の1人
主人公の親友(意味深)であり、崇拝(直球)している。
放浪の旅に出た主人公を追いかけてきた健気系ヒロイン。なお主人公のいないところでは結構な豹変っぷりを出していたりする。
数少ない常識人2人目
頭おかしい人達に囲まれてる中で真っ当に明るい女の子。
直接描写がないから分からないけど、恐らく両刀使い。
常識人っぽい非常識人
主人公さんに惚れているクーデレ系女子。
12話で闇が深い1シーンも登場、おそロシア。
チーム一般人
クソ映画鑑賞趣味を持つ一般ピーポー。逸般かもしれない。
主人公さんのお友達。
極めて常識人なこともあって、魔法少女サイドのイカレ具合を苛烈に表現することへ一役買う形の立ち位置。本編にもしっかりと登場するし結構目立っている。
ほぼ間違いなくノンケ。
公式サイト様ではお目にかかれないけど重要人物
昭和臭のするラスボスっぽいお方(ブリガディア)
主人公さん達の前に何度か立ちふさがる謎のお方。
どうやらどこかであったことがある感覚、ちゃんと見てれば誰なのかは見当自体はつくけど目的や行動理念は謎のまま。
レズビアン、なんなら12話で盛っている。
公共の電波でなんてモノを放映してるんだ…😇
キュゥべえ(タビラ将軍) /人◕ ‿‿ ◕人\
正確には人間界とは別世界である精霊界の御方。実は将軍様で偉い人。
精霊の力を人間に貸与することで魔法少女が誕生している。魔法少女のことを自分の娘のように溺愛しているヤベー人。
所感・感想
最初にも書いたとおり、すごく真っ当な作品です。
本ブログで取り扱うような作品ではないです、ただし星の数がやけに少ない(=低評価扱い)ので私のオススメにも上がってきました。
ちなみに仕様なのかは不明ですが、低評価な作品ばっかり見てるとAmazonプライムからのオススメが低評価作品で埋め尽くされます。(実体験)
「絶対許さねぇ!ドン・サウザンドォ!!」
「真っ当な作品なのに低評価?」と疑問を持たれるかと思いますが…その辺りは後述するとして、本作をさくっと評するなら、
「魔法少女(物理)」
「えらく表現が過激なセーラームーン」
こんな具合でしょうか。
起承転結もしっかりしてるし12話を大いに活用できています。(話が終わるとは言っていない)
・大まかなストーリー
1,2話:あすか再参戦
主人公さんが再度魔法少女として戦場に身を置くことを決意するお話。
昔話も少々入っていますが、あすかが逃げ出した理由がよく分かるお話です。
3~7話:バベル旅団 第1戦目
いわゆる「敵」の登場。他の魔法少女達も続々参戦。
この辺りから徐々に本作が本気出してくるところ。
苛烈な描写がドバドバ登場してきます。
8~11話:沖縄編
沖縄を舞台に『日米軍&精霊軍&魔法少女 VS 冥獣&バベル旅団』の乱闘。
民間人にも次々と被害が…!
救いのない世界が描かれますが魔法少女の強さが際立つシーンでもあったり。
12話:総括編
沖縄戦が一段落し、各々が各々の持ち場へ帰っていく解散パート。
…ながらもロシアの闇が深い1シーンや唐突にレズセックスをおっぱじめたりとやりたい放題。あーもう滅茶苦茶だよ
お話としても全く終わりが見えないどころか謎だらけのまま終結します。
2期はよ、と言ったところでしょう。
・本作のいいところ(かつ、わるいところ)
①理解しやすいキャラクター達の心理描写
あすかの精神面が脆いこと、それを支えようとするくるみ、支えてもらっていることを理解し守りたいと思うあすか、と言ったように主人公達の考えや心理については非常に濃く描かれており分かりやすいです。
…ただその想いが重いのか、妙に暴走気味な方向にあるのも本作の魅力の一つなのでしょうか…??初見の時は正直軽く引きました…こえーよ、くるみちゃん…
②とりあえず「マジカル」と付けてればいい感ある銃火器戦
マジカル☆反応装甲まで出ちゃったよママン…
現代火器×魔法少女というクセが強いを超えてクセそのものみたいな作品はこれくらいしかないのでは?
③いともたやすく行われるえげつない行為
これは加点として見ることも減点として見ることもできる部分です。
ざっくり言うと女の子が拷問されたり四肢切断されたり、人が冥獣(=モンスター)に捕食されたりします。(臓物は出ないので安心!)
『SAW』ほどのゴア描写ではないにしても、腕が切り落とされたり、マミったり、進撃の巨人したりするのはショッキングな映像ですよね。本作ではジャンジャン登場します。大体毎話出てきます。
④妙に多い同性愛者
③に続いて加減の分かれるポイント。
妙に多い、と言うより半数以上がレズビアンなのですが??
戦時中は命の危険からか性欲・繁殖欲が強まる云々は確かによく聴くことですが、にしても多い…多くない?
挙句おっぱじめちゃうのはちょっとどうなんでしょうかね…好きな人はいいかもしれないですけど私はビビりました…。
ちなみに本作に寄せられた低評価を覗いていくと、独特な絵味・12話で完結してない・リアルとファンタジーのごちゃ混ぜで分からない・中途半端…なんて意見が多いですね。
②~④が良くも悪くも本作の低評価の全てと感じます。
私には好印象でも、他者から見れば嫌印象になるのでしょう。
ちなみになんですが、以前紹介した「アズールレーン」にもあったように、本作にもオマージュっぽいものがあったので見てみましょう。
「魔人探偵脳噛ネウロ」に登場する怪盗Xi(サイ)の箱?
あちらは人間の細胞を観察するという目的がありましたが、これだと観察は出来なさそう…つまり目的が違うのかな?
クソ映画の2乗攻撃 何故混ぜたし
まとめ
このアニメ、”深い”!!
ラーメンで例えるなら「味噌ラーメン(コーンたっぷり)」です。
真っ当・真面目な作品ですが豚骨派からすると邪道に感じる、そんな一作です。
クソグラフ君
おぉっ!!?これは高評価!!高評価です!!!
やっと上のほうが増えました!これはめでたいですね!!(他人事)
ただ比較対象が残念なのばっかで面白いのかどうか相変わらず不明のままッ…!
さて、如何だったでしょうか?
Amazonプライムからオススメされなければ多分知らないままだった本作を知ることが出来たのはとても良いことだと思います。
そして皆さんも世の中にはこういう作品もあるんだと知って欲しい(強要)
やはり情報の網・アンテナは広く高く持つべきです。
「無知の知」とは言いますが、それは恥ずべきことすら知らないだけかもしれませんよ?
ということで今回は比較的まともな作品でしたので、次はとびきりひどいのにしましょう!
次回はぁぁぁ!とあるワンシーン・ワンカットだけで評価が地獄の底から天国の便所くらいまで跳ね上がった、駄作中の迷作です。
そのシーンのgifとかも貼りたいので、ちょっとお時間いただきたく。
楽しみにクソっててください!!!
それではいじょっ!おやつみ!!