クソアニメを見よう(提案):超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
仕事が多忙になったところでクソアニメを摂取してトリップしてる墨鵺(すみぬえ)と申します。
頭おかしくなっちゃいましたね、しょうがないね。
繁忙期が11月まで続く予定なのでなるべく土日は頑張りたい所存…。善処します…頑張ります…ホッハピャアウ…。
さぁさぁ、クソ💩アニメのお時間ですよー!!!
今回ご紹介するのは前回予告した、この作品ー!!
※私個人の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう!
※ネタバレを含みますので、未視聴な方はご注意ください!
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
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タイトル、とても長いですね。
もくじー!
原作や歴史
公式サイト様:http://choyoyu.com/
2015年10月より『GA文庫』にて発刊開始、2020年2月に全10巻を以って完結。
2016年5月?より『ヤングガンガン』にて漫画の連載開始、既刊10巻を発刊済みで連載中。
2019年10月~12月にテレビアニメが放映。
アニメーション制作は『project No.9』。「ロウきゅーぶ!」や「りゅうおうのおしごと!」を手掛けるスタジオです。
前回の「私、能力は平均値でって言ったよね!」と同じ制作会社ですね。
2つも同時にクソアニメを作る”もののふ”な会社様…
てか商業作品なんですよねコレ…
主な登場キャラ
本作は7人で異世界転移するお祭りタイポゥな作品。
当然登場キャラも多いし濃ゆいのです。
さぁ!その胸に刻むがいい!我こそは軍神、踊り狂う暴風、グリィィィィィィムニル!
よく見ると全然似ていないが、何となく”あの”中二軍神様がよぎる人。
ちなみにめっちゃ真面目なお人。
本作の司令塔な主人公を務めるも、12話の発言が私の中で納得いかん人。
発明家(宇宙在住)
核融合からエネルギーを抽出しちゃったりミサイルを作る系女子。DIYの極致に至った御方。
「数世紀先を行く頭脳」と聞いて『ビビビービ・ビービビ』が出てくる駄目な人は今すぐ本作を見ましょう😊
どうやらグリームニルのことが気になるご様子。
アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?
作中では暗黒メガコーポもスシも出てこないのでしばらくは安心安全!
斥候、偵察任務が主なお仕事。グリームニルとは親友の間柄。
スーパーお医者様
外科医かと思いきや内科や処方箋も出来る医療マルチな御方。
”天才肌のお医者様+女医=サイコパス”の図式は本作でも成立するのか、見所さん!?の一つですねぇ!チーム・グリームニルの主治医も務めてる。
サムラァイ、サムラァイ、ブシドゥー
チーム・グリームニルの懐刀にして用心棒。
ミサイルと併走したり人力で軌道変更したりする人外。
マジシャン(デュラハン)
本作の数少ない常識人。周りがマジキチばっかりだからね、仕方ないね。
物語が進むにつれ御神体扱いされ始める苦労人。
本作一番の酷使枠商人
なお当人は楽しんでいる模様。異世界モノあるあるな、経済のお話で活躍する御方。
裏方かと思いきや、戦闘時には矢が降り注ぐ最前線に参加・指示を出すなどかなりアグレッシブ。グリームニルとは長い付き合いの親友。
どっかで見たことあるエルフ
お人好しなところも既視感の塊。どこで見たんだろうか…。
名前は「リムル=テンペスト」を想起させたのでそう呼びます。
ゴキブリの出入れとかはしない。
どうやら魔法が使える子のようだが、本人に自覚無しの模様。途中誘拐されたりする苦労人。グリームニルのことが気になっているご様子。
麻婆豆腐☆愉悦☆魔導師
もはやCVだけでキャラが立っている。某”残機10万吸血鬼”の成分も加味。
諸般の事情からグリームニル達と敵対することになる。
《天の炎》というのは『エヴァンゲリオン』のロンギヌスの槍みたいなもの。
所感・感想
本作は『異世界転生』ではなく『異世界転移』というジャンルなので、まずそこが一番の注意点。
そして、タイトルから「ダンガンロンパ」を彷彿とします。
しかしながら中身は「Civilization(シヴィライゼーション)」
いわゆる「国盗りシム」の頂点に立つゲーム、Civilization
つまり「異世界転移して文明レベル滅茶苦茶上げて国盗りゲーム」なのが本作になります。
それを加味して本作を評するならば、
「何故かなろう路線になったCiv」
「余裕?これは慢心と言うものだ」
「声に出して読みたい日本語 -中二病編-」
こんな具合でしょうか。
ここまで見返しても結構いい素材が集まってると思うんですけど、何故かつまらないんですよね、本作。
・大まかなストーリー
1話:バイストンウェル突入
行先がオーラバトラーな世界なんて面白そう(他人事)
是非とも『オウカオー』には会ってみたいところ。
特に何の説明もなくボソンジャンプします。いやもうホント唐突に。
「7人はどういう集まりなんだっけ?」「んにゃぴ…」
2~3話:商売のお話
商人先輩が市場を抑えたり奴隷を買ったりするお話。
それだけ。
4~5話:政治と宗教
政治の時間だオラァァ!!!(ドグシャアッ)
誘拐されたリムル=テンペストの奪還作戦。あのスライムなら大丈夫じゃないっすかね?
政治というよりは叛逆・焼討ちの類いである。
弓矢や剣楯で戦ってる中で拳銃は流石に反則だと思うの。
しかも知らん間にボーキサイト発掘もしてる。抜かりなし…!
古い宗派も勃興するらしい、マヨネーズで買収して。
☆マヨネーズ精製ノルマ達成☆
6話:閑話休題
グリームニルとリムルがイチャイチャするお話。
この世界のお話もちょこっと追加。フレーバー程度ですが…。
7~9話:北へ~行こうランララン→開戦
ニンジャが北へ行く。
なんやかんやあって戦争開幕。
ロンギヌスの槍 vs SAM※
なドリームマッチが見れるのはこのアニメだけ!
※SAM:地対空ミサイル
ジャンヌダルクも参戦してこれもうわかんねぇな
10~11話:デートとサイコ薬剤師とくっころ
???「もっと腕にシルバー巻くとかさ!」
発明家先生、デートの終わり間際にグリームニルから何かの生産を依頼された模様。一体何をするつもりなのでしょう?
そしてお医者先生、やっぱりサイコパスじゃないか(予定調和)
11話は声優さんが特に頑張ってると感じるのでオススメ!
12話:やりたい放題、終幕
遂にICBM※を発射。好き放題・やりたい放題してますね…
きたない太陽ですね…
ちなみに被害規模からしてバンカーバスターっぽいです。流石に核兵器ではなかった…一安心ですね…。
そして建国スピーチと麻婆神父との決戦…
余裕#とは、な展開で〆
ちなみに私が気に入らないって前述したところ、麻婆神父との決戦後のセリフです。
・本作のいいところとは!
①クッソ歪んだ国盗りシム
武力行使で国盗りとか面白そう(他人事)しかも文明レベル無視ですからね!こんなインチキプレイ、動画では出せないですよ普通!
他の人のCivプレイ動画って見てて面白いですよね、そんな感覚を味わえるのは好感触。
②まるでなろうアニメだぁ(直喩)
とても商業作品とは思えないセリフ
市民と書いて愚民と呼ぶかの如き世界観(しょうがない部分もあるけども)
絵に描いたかのようなベタ惚れ
これもうなろうでいいんじゃない?
ちなみに私はなろう作品自体は嫌いじゃないけど好きでもないよ。
③『お約束』はしっかりと守っている
見てて、「あぁ、こういう展開になっていくな」と予測できるし、その予測を超えませんので先見の明を鍛えるのに有効です。
どれだけラノベを見てきたか?覚えているか?の知育玩具と言えますね。
④マヨネーズノルマ その先を往く!
マヨネーズノルマ、というものがあります。
特になろうで広く使われている義務であり果たすべき責務なのですが、本作も何故か採用しています。
しかもパック包装付きで。これは非常に珍しいパターン。
他の作品だと大体瓶詰めだったりお皿に盛られてたりで終わるんですよね。
ボーキサイト掘ってるわけですし石油掘っててもまぁいいんじゃない?
・本作のダメダメなところ
①平々凡々
普通すぎる。お話の波がベタ凪。
どうしてなろうみたいな面しながら王道シナリオ展開しているんですか…
本作見るくらい暇なら名作『十五少年漂流記』を読むか『無人惑星サヴァイヴ』視聴して、どうぞ。
②イキリまくるやん
この世界はイキッてなんぼなところあるので仕方ないのですが、とにかくめっちゃイキリまくる。いくら何でもイキスギでは?と心配になるほど。
この7人、自分が高校生だって設定忘れてそう。
③グリームニル 最後のセリフ
これだけだとまるでグリームニルが戦死するみたい。
実際に聴いてほしいところなので要約すると、「自分は誰でもやれることをやっているだけ。超人でも天才でもない。」とのこと。
作者殿が如何に政治を軽んじているのか、よく分かる一幕。
民主主義を掲げておいて公正誠実が誰にでもできること、とよくもまぁ言えたものです。人類史数百年分をもっかい勉強し直して、どうぞ。
普通の人間は対人でICBM打ち込むなんて発想に至らないし、あちらの世界から見れば十分”天災”ですよ😊
ちなみに本作の批判意見で、日本国における国家資格制度のお話をしている方が散見されますが、そこはとてもどうでもよいと判断しています。
法制度が変わっているんですよ、きっと多分恐らく。
そして本作をクソアニメたらしめてるのはそこではない。
まとめ
毒にも薬にもならぬ、とは本作の事。
声優陣は楽しそうにやってるので、声優さん目的に見るのはアリだと思う。
ラーメンで例えるなら「竹細工の小物入れ」ですかね。
メンマへの加工がされなかった世界線の具材さん。
クソグラフ君
孫太郎と同レベル…なんてことだ…
流石に酷評過ぎる気もするけど、仕方ないね。
さて、如何だったでしょうか?!
面白くないけど、だからこその魅力があるというもの。
一回見たら止められない止まらない、かっぱえびせん!
ちなみにこんなん見るくらいなら他にやるべきことあると思いますよ。
さて、次回はどうしましょう。
たまにはまともな作品でも行きますかね?
てことで、普通に面白かったやつにしましょうか…。
よし!いじょっ!おやつみ!!