クソアニメを見よう（提案）：デスマーチからはじまる異世界狂想曲
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
最近仕事が多忙になりつつあり焦りまくってる墨鵺（すみぬえ）と申します。
このブログさんのことは忘れてるわけではないのでご容赦を…！！
さて、早速ですが今回のクソアニメに参りましょうか…
今回は久々のなろう系から、割と有名なこの作品～！
※私個人の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう！
※ネタバレを含みますので、未視聴な方はご注意ください！
Amazonレンタル・ｄアニメストアにて配信中！
も・く・じ
原作や歴史
公式サイト様：https://deathma-anime.com/
２０１３年３月から「小説家になろう」にて連載開始、２０２０年３月の６６７話で完結、現在はこぼれ話としてショートショートを展開中。
富士見書房ノベルス・カドカワﾌﾞｯｸｽ!!・ドラゴンエイジ等で書籍・漫画版が展開中。
２０１８年１月～３月にテレビアニメが放映…。
アニメーション制作は『SILVER LINK.』というスタジオで、「プリズマイリヤ」「のんのんびより」の代表作を筆頭に、「賢者の孫」「防振り」「魔王学院の不適合者」といった迷作も作っているようです。落差よ。
主な登場キャラ
公式サイト様のご尊顔ですわぞ＾～！！
これ一番ビビったところ、公式サイト様のご尊顔像が見事に全員揃ってる。
今まで欠員しかなかったから…こんなんでも評点が加算されますね！
デスマ太郎
社会人版キリト君、テンプレ性格、スマホを持ってないスマホ太郎と言ったところ。良くも悪くも普通の人。
超高速早口詠唱姉貴
某ク○キー☆の早口姉貴より早い、日本語でおｋなお方。
太郎さんと婚約しちゃう。
奴隷㌠
太郎さんの前任が放り出した＆売出し中だった奴隷な子たち。なんやかんやあって太郎君に忠誠を誓っています。基本皆いい子よ。
ニーアシリーズの世界線から不法侵入㌠ ミーアさんでは？
７話からのお話で増員されるメンバー。別の世界で見たことある気がするけど本当に気のせいな気もするのであまり触れない方がいいかもしれない。
本世界線でも異質っぽい２人組。
その他はモブなので覚えても覚えなくてもいいですよ。その価値鉄屑みたいなもんですし、恐らく多分きっと。
実は公式サイト様のご尊顔全員ここに上げたのはじめて
所感・感想
『なろう系アニメ』と言っても種類がいくつかあるのですが、その中で一世代を築くほど流行ったゲーム世界を題材としたなろう系が本作でございます。
私は勝手にゲーミングなろうって言ってます。
おどろおどろしい色で発光してます。
このゲーミングなろうでも、初のアニメ化が本作であり、実績評価としては「異世界スマホ」に通じる部分がございます。
それらを考慮に入れて本作を評すると、
「評する部分が分からないRPG」
「シナリオの付いたポプテピピック」
こんな具合になるでしょうか。
・大まかなストーリー
１話：太郎が作っていたゲームの世界へ飛ばされる
よくあるよくある
「最初から俺TUEEEではなく俺TUEEEになっちゃった」点も高評価、+2^0点。
ｵﾚ､ﾃﾞｰﾓﾝﾆﾅｯﾁｬｯﾀﾖｰ
２～６話：最初の街でのおはなし
奴隷㌠との邂逅、この辺で本作が”どういうもの”なのか作品内でしっかりと描かれております。
４話ラストでデスマ太郎が普通の社畜ではないことが描かれ、後々の奴隷㌠との会話でやっぱり普通じゃないと補完されていきます。
７～９話：世界樹の迷宮編
ニーアの世界線が乱入してくるお話。
妙な間延び感と使い捨てされる女の子達がデンプシーロールしながら攻めてくるパート。見てて結構な苦痛度がありました。
オススメパートです。
エンディングで走るアニメは名作と言われますが、作中で走る作品は微妙なのが多いですよね。
つまりそういうことです。
ちなみに作中で走る名作は「クレヨンしんちゃん」のオトナ帝国の逆襲とか。
１０～１２話：政治の時間だぁ！！（ﾄﾞｸﾞｼｬｱ）
唐突に始まる政治パート。なろうアニメは政治パートを入れないといけない決まりでもあるのか？
公爵と太郎のクエスト成否合戦。見てて苦痛なパートながらも、小難しい内容を考えずに見ると割と「バナナ（頭のおかしい人）」なところもあったり。
・いいとこ ピックアップ
頭空っぽで見ても大丈夫
なろう系全般に言えるのですが、特に難しく考える必要もないので漫然と見たり、ながら視聴には向いてる作品です。
本作も例外ではないですね。
無双系作品が好きなら楽しめる
この辺までのなろう系アニメは基本「俺TUEEE」が前面に押し出されるので、無双系ゲームとかそういうコンテンツが好きな人は全然問題なく見れます。
むしろそういう人達をターゲットにしてる説があるのかも…？
女の子は可愛い
これは最近の鉄板というか必要経費みたいなとこありますよね。
女性向け作品なら基本イケメン、みたいな。（新・銀英伝のお話）
実際「どっかで見たことある気がするけど特定の誰かを指定できない」キャラを作るのはとてもすごいことだと思いますよ。
ただ奴隷㌠のネコ２人は「ねこかわ」だろこれ
なろうノルマ達成
- 主人公がなんやかんやあって異世界へ転生する：した
- 転生先の異世界でめっちゃ強い存在になる（される）：なった
- 誘われるかのように女の子が登場する、もちろんベタ惚れ：太郎以外男性おりゃんまである
- 基本主人公はどういう性格・行動であれ「いい人、優しい人」と評価される：奴隷㌠から実際言われてる
- 求愛は基本：婚姻までいった
- ２期もイケますよ！と匂わせて放送終了：謎ブルを山ほど残して終わりました
王道を往きましたね…たまげたなぁ…
そしてここからは…
・ダメなとこ ピックアップ
１２話通しての「起承転結」が存在しない
そもそも論としてなろうがこれを意識してない説濃厚なのですが、作品を通しての起承転結が存在していません。
私の中の荒れ地の魔女
「安っぽいシナリオ 安っぽい作画
貴方（墨鵺）も十分安っぽいわ」
まさにこんな感じ。
問題提起，目標目的・行動姿勢・過程・結末…
これがないと「メリハリ」がつきにくいと感じます。日常アニメみたいな感覚になるんですよね。
異世界系日常アニメとして捉えるなら「まじぽか」とか「ボーボボ」見るほうが精神安定上宜しいですし。
頭空っぽにして見るアニメの代表作。
OPとほんへのギャップも見どころのひとつ。
…ん？
はい…
原作は普通に面白いらしい
自分が原作を読んでないので識者の意見を見ただけなのですが、原作の小説自体は普通に面白いとのことなのです。
小説→映画化でもよく重要なお話を飛ばしてたり、重要な情報を隠さなかったりして話題になりますが、そういう現象がアニメ化でも起きてるのですね。
まとめ
面白くないけど、ついつい見ちゃうよね♡
ラーメンで例えるなら『スパ王』ですね。
同じ麺類ですし、カップ麺の第２王道みたいなとこありますよね。
ちなみに私はUFOのが好きです。
クソグラフ君
銀の墓守りⅡとほぼ同列ですね…。
これ割と真面目に思うのですが、両端を先に埋めたほうがいいのでは？
如何だったでしょうか！
ゲーミングなろう１号店なのでまだ粗削りですが、今後登場してくる作品は割と秀逸だったりします。
今後の活躍を大いに期待したいジャンルですね！
リクエスト・オススメは何時でも受付中ですので、なにとぞ宜しゅう願います！
次回もクソな作品にしたいと思いますので、お待ちくださいませ…
いじょっ！おやつみ！！
