墨鵺のブログさん

墨鵺(@suminue2)が見たアニメとかを簡単に紹介するところ

クソアニメを見よう(提案):遊戯王ARC-V

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

最近『サティスファクトリー』というゲームにドハマりしております墨鵺(すみぬえ)と申します。2D自動工場作成ゲーム『ファクトリオ』の3D版自動工場作成ゲームです。

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マジで面白い、時間泥棒です。

steamやepic storeで配信されておりますので、是非是非やりましょう。

 

 

 

 

さて今回もクソアニメのお時間ですが、諸事情からとある歌詞に沿って紹介しますね。

ポルノグラフィティ」の「ミュージックアワー」!

 

 

このブログでは皆の リクエストをお待ちしています

素敵なクソいエピソードと一緒に クソリプをして

ここでお葉書を1通

ラジオネーム「フル単💯ニート」さん

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なんと初のリクエストを頂戴しました、これはありがたいですね! 

 

さて何の作品だろう…

 

 

 

 

…ほぅ?

 

 

アレですか。アレですね。アレをリクエストした、と。

 

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よしじゃあ往きましょう。逝きますよ。

絶対、後悔しますよ(貝塚並感)

 

 

 

※私の感想が大量に含まれます、鵜呑みにせず自分の目で確かめましょう!

※ネタバレを含みますので、未聴な方はご注意ください!

 

 

 

 

 

遊戯王ARC-V

 

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Amazonレンタル・dアニメストアで公開中!

 

 

 

 

 

お目次はここからだ!

 

 

 

 

 

 

原作や歴史

 公式サイト様:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yugioh-arcv/index2.html

 「遊☆戯☆王」のアニメーションシリーズ第5作目が本作となり、2014年4月から2017年3月にかけて放映されました。

 「遊☆戯☆王」自体は名作中の名作ですので割愛します。このブログ見てる人で知らない人はまぁいないでしょう。

 ちなみに「ARC-V」は「アーク・ファイブ」と読みます。略称は「AV」。ひわいですね。

 アニメーション制作は「ぎゃろっぷ」、遊戯王シリーズの他にも名作を数多く制作している名門です。

 

 名門がクソアニメを排泄したんですか?

 

 

 

 

 

主な登場キャラ

  (お顔は)当然公式サイトォ! 

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  チーム主人公’s「ゆうやシリーズ」

 主人公ゆうや:舐めプの王、豆腐メンタル

 ユート:早々に退場してアストラルみたいな立ち位置に

 ユーゴ:融合じゃねぇ!ユーゴだ!

 ユーリ:漫画版でホモ説が流布された可哀想な子

 

「主人公が4人…来るぞ遊馬!」

「何も来ねーぞアストラル!」 

 実際には4人集まると合体します。後述。

 

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  チームヒロイン’s「柚子シリーズ」

 メインヒロイン柚子:ストロング、圧倒的フィジカル

 セレナ:くっころ!くっころ!!

 あと「リン」と「瑠璃」がいますが、欠席ですね。

 

「ヒロインが2人…来るぞ遊馬!」

「だから何も来ねーよアストラル!」 

 実際には4人集まると合体します。後述。

 公式サイト様に残り2人いないの草

 

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  不審者こと黒咲さん遊戯王特有のショタコン製造機素良きゅん

  黒咲さんは「全ての動作をBBにされた男」とか「本作一番の被害者」とか言われてる人です。色々な意味で一番目立ってる人。見方次第では彼が主人公なのでは?

 素良きゅんはもう1人登場するショタ君と共に主人公が全然使い物にならない代わりにデュエルパートを盛り上げます。作中でとても成長する育成枠でもあります。

 

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  真の男権ちゃんと真のエンタメデュエリスト沢渡さん

  権ちゃんは本作の数少ない良心・友情に厚い男として主人公ゆうやを支えます。

 沢渡さんはゆうや以上のエンタメデュエリストとしてデュエルパートを盛り上げます。地味にラスボス戦で最もダメージを稼ぐエリート。

 

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 社長弟君

 赤羽社長はゆうやのライバル。マフラーが本体。

 弟君レイラくんは素良きゅんと同じように目覚ましく成長してデュエルパートを盛り上げます、地味に重要人物。

 

 

 

 3年も放映されていたおかげでここで紹介する以上のキャラが登場します。

 そして遊戯王特有の〇〇関係もしっかりフォローされてます。

 

 

 

 3年も放映してあるだけあって重要人物も多い

 

 

 

 

 

所感・感想

 本作は数多くの悲惨な功績をあげている作品なので、評価は見た・聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

 「3年間積み上げたクソの大聖堂」

 「クソアニメ三銃士の一角を担当するクソ」

 「3年かけて何も成長できなかった男の物語」

 「なろうにすらなれなかった男」

 

 単刀直入。そして全部核心を付いている。ホントひどい作品です。

 遊戯王アニメはなんだかんだ言って最終的に面白かったと思える作品」の歴史をぶち壊した駄作中の駄作です。

 

 

 

・シナリオの大まかな流れ

 

 1~53話「スタンダード次元編」

 デュエル中に突然キレる遊矢を以って『キラートマト』とか『覇王遊矢』とか言われてた頃。

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 まだ謎が謎を呼ぶ展開だらけだったため、期待感ワクワクを思い出すんだ!で面白かったと感じられる辺り。

 

 

 

 54話~99話「シンクロ次元編」

 作画が崩壊したりお話が全く進まなかったりで倦怠期な熟年夫婦を描きます。

 特に92話の「ようやくお話が進み、謎の一部が解けそうな展開になったのに『しかし 何も起きなかった。』回は酷評に次ぐ酷評で、当時のニコ生低評価ベスト1位を更新しました。

 

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 遊戯王特有のマゾヒストさんが登場するのもこの次元編。

 

 この間にも不審者さんは次々とBBを投稿され続けました。

 「走る不審者BB」と言う傑作?が投稿されたのもこの辺り。

 

 

 

 100話~135話 「エクシーズ・融合次元編」

 ようやく「ゆうやシリーズ」や「柚子シリーズ」の謎が明かされるパートなのですが、「散々引っ張った割には、あまりにも普通すぎる(想像できた)設定だな…」と落胆を隠せない感じ。

 

 ちなみに「ゆうやシリーズ」は4体合体することで「ズァーク」に進化します、「柚子シリーズ」は「レイ」にランクアップ・エクシーズチェンジします。

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 どういうことだ…?

 分からない…?なら、見よう(提案)

 

 デュエルもパッとしないせいで倦怠期PartⅡになります。マリッジブルーというやつですね。

 

 

 

 136話~140話 「ズァーク決戦」

 『ラスボスと化した遊矢』vs『各次元編で活躍したキャラ』のバトルロワイヤル(と言う名目のフルボッコ)勃発!

 バトルロワイヤルなのに1人ずつ丁寧に相手していきます。

 

 ≪覇王龍ズァーク≫のカードゲームを否定する級の超効果で次々とリタイアしていく皆さん。

 転倒王者元キングまでも出張してきます。

 

 このデュエルの決着は賛否両論と言ったところですが、カードゲームのルールに介入する系のイカれた、ふざけた、クソ強いカードを投入するのは結構好き。

 

 

 

 141話~148話 「決算デュエル編」

 大団円に向け、ライバル達とのラストデュエルに挑みます。

 薬にも毒にもならないパートです。

 

 最終話も「終わってしまった…」と余韻に浸るよりかは、「ようやく終わった…」と開放感のが強かったです。

 

 

 

 

 

 

 …いいとこをピックアップ

 

・OP,EDは盛り上がっていた

 放映当時のニコ生で振り返り放送(1週前のお話)が行われていたのですが、OP・EDの弾幕はとても盛り上がっておりました。

 OPがほんへとか言われてました。

 今でもOPED動画とか弾幕動画を見れば数多くの悪態と共に弾幕の名残が見れますよ。

 

 「2期OPの『burn!』が盛り上がってただけでは」

 

 そうだよ ンヒィ↑ とか あのライズってファルコンかわいい とかすき

 

 

・個別のデュエル自体は楽しめる回も多い

 特に沢渡さんがデュエルする回は内容が良い回が多かったですね。

 序盤はデッキ内容がコロコロ変わる割に戦術・戦い方をしっかり理解し扱いこなしており、中盤からは【魔界劇団】と言うカテゴリを使用しますが、主人公ゆうやの【EM】よりエンタメしている良カテゴリです。

 

 不審者の【RR】も普通にカッコ良い上に≪R.U.M≫を重ねまくる展開方法がアツい。主人公か?

 

 シンクロ次元編でのレイラくん vs モブ3体(86話)では融合・シンクロ・エクシーズの切替を利用し、往年の「ワンターンスリーキルゥ…」を再現、多くの視聴者を盛り上げました。

 

 遊戯王特有の濃ゆいモブキャラ達も隠しアクセントとして輝いてる。

 

 

 

・名言,迷言排出はしっかりと実施した

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 地味に好きな煽り格言

 

 

 

遊戯王特有の〇〇は大体達成していた

 顔芸、「それはどうかな?」、作画崩壊、謎過ぎる台詞、謎SEetcetc

 

 あげれば枚挙にいとまがありませんが、大体のノルマは達成しています。

 逆を取るとそのくらいしか評せないのですがね? 

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 ここからはこの作品が酷評される大きな汚点

 

・遊矢のデュエルが面白くない

 遊矢が扱うデッキは【EM】【オッドアイ】【魔術師】の混合デッキ。この中でも特に【EM】は現実のカードゲームでも覇権を取ったガッチガチのガチカテゴリ。

 「貴様も笑顔にしてやろうか」と脅迫できるくらいには強いデッキを使い、遊矢は『勝ち確煽り』エンタメと称したギャンブルカードを使用しデュエルに勝利していきます。

 

 これが面白いか?と言われると「つまらない。」

 歴代通しても、ここまでつまらないデュエルを続けたのは後にも先にも彼だけ。

 

 覇王化して≪オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン≫を召喚していた時が一番輝いてた

 

 

 

・お話の中身が薄すぎる

 遊戯王と言えば過酷なシナリオ・親友達との別れなど悲哀に包まれるところも魅力なのですが、それがとても少なかった。

 前作に当たる「遊戯王ZEXALⅡ」があまりにも辛すぎたせいで感覚が壊れてる可能性もあるのですが、それにしても『死の概念』が薄口すぎた。

 

 遊矢が「仲間がカード化(実質退場・死亡)されて」涙を流すシーンとかなかったんですよね、激昂したりはありましたが。

 喜怒哀楽の哀がなかった、とでも言えば伝わりやすいでしょうか。

 

 

 

・大人がだらしなさすぎる

 遊矢パパ…遊矢や奥様を放ってプロフェッサー(融合次元のボス)を追いかけたり、遊矢の憧れでエンタメデュエルの創始者と謳われながらも実際のデュエルは遅延デッキという体たらく。

 【ゴーストリック】で遅延しつつ≪ゴーストリックの堕天使≫で特殊勝利を狙うとか、5D’sのチーム太陽みたいな圧倒的切り札でもあれば評価は違ったろうにね。

 

 プロフェッサー…色々あってハゲてしまったおっさん。vsズァーク戦では颯爽と乱入→即退場とまるで見せ場がないまま終わってしまう。

 真面目なデュエル中にギャグシーン混ぜるのやめてください。

 「お前ごときが榊遊也に勝てると思うな。」と本作最悪の迷言を残します。

 意味としては「あいつは強い」的ニュアンスなのですが、「クソアニメ度でアークファイブに敵うと思うなよ」と曲解された使い方をされています。

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・最悪の形で使われたスターシステム

 スターシステムとは、過去作品の人気キャラや主要キャラを参戦させ、作品を盛り上げる方法のひとつ。

 本作もスターシステムが採用され、GX・5D’s・ZEXALから何人か参戦したのですが、その扱いが非常に悪かった。

 

 扱いのひどさは実際に見てもらいたいくらいですが、特にクロウと明日香が悲惨の一言凄惨の二文字。

 全話通して2回しかデュエルせず、大体が遊矢パパの側近・杖代わりになっていた明日香。

 まさかのカード化されてしまうクロウ。そのうえで何となく≪死者蘇生≫。

 

 ファンがキレても当然の展開を作りました。

 

 

 

・成長しない遊矢

 これが一番深刻で、本作一根深い大問題。

 長期アニメであれば主人公の”人としての”成長があってもいいものですが、遊矢が一切の成長を拒みました。自分の考えに固執した、とも言えます。

 

 周りはしっかりと成長したんです。

 特に顕著なのは素良きゅんとレイラくん。この2人は人間として、仲間のために勇気を振り絞り出す等クソだらしない周りを差し置いて強く逞しく成長しました。

 

 ちなみにそんなレイラくんの扱いもひどかった。

 最終話どういうこっちゃ。

 

 そして反動を喰らったのか、遊矢が全く成長しなかった。

 ジャックに煽られ、2シーズン使って学んだことをたった1話で前言撤回しました。

 おぉ…もう…

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まとめ

 148話(3,552分=59.2時間)も何してたんだ

 これだけの時間を使って、「俺達の戦いはこれからだ!」エンドか

 

 

 ラーメンで例えるなら『小麦粉に水と塩を混ぜて練ったもの』

 工程を進めても『うどん』に到達する世界線に入ってしまったラーメンですね。

 

 

 

 

 

クソグラフ君

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 バーチャルさんは見ていると並ぶ底辺ですね。

 ”アレ”と並ぶのは、容易くないぞ…!

 

 

 

 

 

 如何だったでしょうか!

 

 とても、とてもひどい本作は一度は見てほしい駄作です。

 ただ、話数が多いの結構ネックですよね…

 

 同じ150話(6シーズン分)分見るならガンダムZガンダム・ZZガンダム通して見たほうが建設的ですし、銀河英雄伝説の本伝も通せます。

 

 

 今後もリクエストとか、オススメの駄作紹介は是非ともお待ちしております!

 次回も地獄にてお待ちします、一緒に堕ちましょう…😎

 

  いじょっ!おやつみ!!